2008-11-19 ◆韓国家電2社、需要軟化に関わらず事業拡張 【ムンバイ】韓国系耐久消費財大手2社、Samsung IndiaとLG Electronics Indiaは、需要減退と先行き不透明感が高まる中でも、強気な成長路線を維持、積極的に雇用を拡大している。 インディアン・エクスプレスが11月17日報じたところによると、Samsung Indiaの消費者用電子製品(CE)/情報技術(IT)/テレコム/研究開発(R&D)4部門は今年1-10月の間に合計900人を新規雇用した。同社のRavinder Zutshi重役(DMD)によると、この内400人はR&Dスタッフで、ウッタルプラデシュ州Noidaのソフトウェア・センターではデジタル媒体用ソフトウェアの開発を進めている。CE部門は支店数をこれまでの20店から50店に拡大するのに伴いスタッフを増員した。IT部門は市場シェアを2倍に拡大することを目指し、販売網を拡張している。テレコム部門もディーラー網の拡張を通じ、向こう12ヶ月間に市場シェアを2倍に拡大する計画と言う。 LG Electronics IndiaのYashovardhan Verma人事部長によると、過去2ヶ月間に30%の成長を実現した同社は大幅なスタッフ増員を必要としており、営業の効率化に努めている。売上げと雇用の拡大については、特に困難に直面していないと言う。 一方、Haier Electronics India(HEI)のPranay Dhabhai部長兼COOは、「市場の先行きが不透明なことから、耐久消費財メーカーは、2009年の広告宣伝支出に慎重になっている。HEIはソフトウェア会社のように狂気じみたリクルートは行っておらず、需要に応じて必要な補充を行っている」と語った。 証券会社Enam Securities Private LtdのアナリストNeelabh Sanyal氏によると、先行きが不透明なことから消費者は耐久消費財の購入を控え、金融市場の動向が明らかになるのを待っている。デリーやムンバイ等のメトロ(人口100万以上の大都市)では、耐久消費財需要の落ち込みが一層顕著になっていると言う。