2008-11-26 ◆JSW、自動車用鋼材の販売急減 【ムンバイ】景気後退で自動車と二輪車の販売が落ち込む中、国内第三位の鉄鋼メーカーJSW Steel Ltd(JSW)は、自動車用鋼材需要の40~50%の落ち込みに直面している。 エコノミック・タイムズが11月21日報じたところによると、JSWのSeshagiri Rao財務担当取締役はこのほど以上の消息を語った。それによると、このため耐久消費財やインフラ産業向け製品の生産比率を高め対処している。 JSWの10月の鋼板生産量は24万7000トンと、2%下降した。アナリストによると、同社の場合、自動車用鋼材は鋼板生産全体の25~30%を占めている。JSWは11月には総生産量を20%削減する措置をとった。 Rao氏によると、中央銀行が流動性の供給を拡大しているため、銀行界も向こう数ヶ月間に自動車ローンを拡大するものと見られる。このため来年2月乃至3月までに鋼材の需要も復調するものと期待されると言う。 一方、JSWの西ベンガル州における4000クロー(US$8.25億)資本支出計画に関して、Rao氏は2009年3月までに2700クロー(US$5.58億)の金融アレンジが完了するとの見通しを示した。 Rao氏によると、過去数ヶ月、鉄鉱石のスポット市場価格が50%近い落ち込みを見、これによりインプット・コスト下降の恩恵を享受できる。2009年3月期四半期にはトン当たり生産コストを約1万ルピー(US$206)削減することを目指すと言う。アナリストによるとJSWの鋼材のトン当たり生産コストは640米ドルと見積もられる。