2008-11-26 ◆インテル、WiMAX関連インド企業に投資 【サンタクララ】世界最大の半導体チップ・メーカー、IntelはインドのWiMAXベース広帯域サービス市場の開拓を目指し、関連企業への投資を計画している。 ヒンドゥー・ビジネス・ラインとエコノミック・タイムズが11月21日報じたところによると、Intel Capital副社長兼WiMAX Program Office重役(GM)を務めるSriram Viswanathan氏は、WiMAX Forumが主催したメディア・ツアーのメンバーに以上の計画を語った。それによると、こうした企業には、WiMAX周波数域を手に入れた電話会社の他、WiMAX関連のハードウェアやソフトウェアの開発を手がける小規模企業が含まれる。同社は米国、日本、マレーシア、台湾等の1ダース以上の企業に既に投資しており、向こう数年間にユーザー10億を有するWiMAX網の構築を目指している。インドには、その意味で大きな潜在性とビジネス機会が存在する。 インドでは2009年1月にWiMAX用周波数域の入札が行われる見通しで、国営Bharat Sanchar Nigam Ltd(BSNL)とMahanagar Telephone Nigam Ltd(MTNL)の他、Reliance CommunicationsとTata Teleservicesを含む民間企業がWiMAXベースの広帯域サービスを手がけるものと見られる。WiMAXは既存のモバイル技術の3倍の通信速度を実現する。インテルはWiMAX関連の多くの特許を保持し、WiMAX技術の世界的普及を促進する先導役を務める。インドでは4社がWiMAXライセンスを取得する見通しだが、インテルは内2社以上に出資する可能性を否定しない。 米国のClearwireとSprint両社と提携している他、ハードウェア装置プロバイダーのTelsima、チップ・メーカーのBeeceem、National Institute of Information Technology(NIIT)、Sasken、Rediff、シリコン・バリーのソフトウェア企業Hello Soft等に出資している。150億米ドルの現金準備を有するインテルは、今後も積極的にこの種の投資を行って行く。また、WiMAX技術と互換性を有するモバイル・インターネット・デバイス(MID)ベースのAtomチップセットも提供していると言う。