2008-12-10 ◆パーム油と大豆油の輸入税を年内に引き上げも 【ムンバイ】パーム油と大豆油の輸入税は今会計年度(2008-09)内に引き上げられるものと見られ、通年の輸入量は輸入税のレベルに依存する見通しだ。 エコノミック・タイムズが12月7日伝えたところによると、Godrej International Ltd(GIL)のDorab Mistry取締役(ロンドン駐在)は『2008年インドネシア産パーム油会議(Indonesian Palm Oil Conference 2008)』の席上、『2009年パーム油価格の展望(Palm Oil Price Outlook 2009)』と題して講演、以上の見通しを語った。 それによると、政府は作柄やその他様々な要因を配慮して輸入税率に調整を加える。今日農民は困難な状況に置かれており、政治家は総選挙を控えてこうした農民の窮状を無視することはできない。このため間もなく輸入税は引き上げられるものと見られる。 インド政府は他の油脂には変更を加えず、脱ガム大豆原油だけに20%の輸入税を課し、関係者を驚かせた。パーム原油の輸入は引き続き無税で、精製大豆油には大豆原油のそれを遙かに下回る7.5%の税を課している。大豆油に高めの輸入税を課すことにより、全ての国産植物油の価格を高める効果が期待できる。しかし大豆油の価格は依然として極めて低い水準のため、農民は不満を抱いている。インドの大豆栽培農家は、売るのを控え状況を観望していると言う。