2009-01-07 ◆11月の輸出2ヶ月連続マイナス成長 【ニューデリー】世界的な景気後退に伴い米国や欧州等の主要市場の需要が減退したことから、インドの昨年11月の輸出額は115億米ドルと、前年同期の127億6000万米ドルに比べ9.9%減少、前月(10月)に続き2ヶ月連続マイナス成長を記録した。 エコノミック・タイムズ、ビジネス・スタンダード、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ザ・ヒンドゥーが1月1/2日報じたところによると、10月に続く11月のマイナス成長から2008-09年の輸出目標2000億米ドルを実現するのは極めて難しくなった。同目標を実現するには通年で23%の成長を遂げねばならないが、年初8ヶ月(2008/4-11)の輸出成長率は19.4%にとどまっている。特にインドの輸出貿易全体の35%近いシェアを占める米国と欧州市場の需要が減退していることから、挽回は難しい。 とは言えルピーの対米ドル相場が2008年11月30日までの12ヶ月間に26%下降したことも手伝って、ルピー建ての11月の輸出額は12%の成長を見た。 インドの輸出は昨年10月に前年同月比12.1%減少、過去5年以上にわたり経験したことがなかったマイナス成長に陥った。昨年11月に再度マイナス成長が記録されたことに関して、アナリストらは比較の対象になる一昨年11月の成長率が30%以上と、高水準だったことを指摘する。とは言えこれらのアナリストは12月にもマイナス成長が記録される可能性を予想している。 2008年11月の輸入は前年同月の203億米ドルから215億米ドルに6.1%、内、石油輸入は同64億米ドルから72億米ドルに12%、非石油輸入は同138億4000万米ドルから143億1000万米ドルに3.4%、それぞれ成長した。この結果、貿易収支の赤字は前年同月の75億米ドルから100億米ドルに拡大した。