2009-01-12 ◆USEL/サリム、G州にUS$100億投資 【アーマダバード】シンガポール拠点のUniversal Success Enterprises Ltd (USEL)とインドネシアの華商Salim Groupは、手を携えて向こう10年間にグジャラート州に5万クロー(US$100億)を投資することを計画、今月中にも州政府と関係協定を結ぶ見通しだ。 ヒンドゥー・ビジネス・ラインが1月6日伝えたところによると、USELのPrasoon Mukherjee会長は5日インドネシアで同紙に以上の計画を明らかにした。それによると、特別経済区(SEZ)、電力、港湾等のインフラ関連領域が主要な投資対象になる。グジャラート州政府は今月12日と13日の両日『2009年躍動するグジャラート国際投資家会議(Vibrant Gujarat Global Investors Summit 2009)』を催すが、同会場で関係協定に調印する可能性を問われた同氏は、「今月中に調印される可能性もある」とだけ述べた。 インド観光開発公社(ITDC:India Tourism Development Corporation)元職員のMukherjee氏が1998年に創設したUSELは、2000年に法人化され、2003年にインド市場に進出を果たした。New Kolkata International Development (NKID)を皮切りに、インフラ開発、不動産、エネルギー取引、ホスピタリティー、製造に関わる事業を展開、西ベンガル州を中心にインド国内に40億米ドルの資産を有するUSELは、事業の多角化を目指し、グジャラート州に100億米ドルの投資を予定している。グジャラート州における投資はいずれもサリムと手を組む方針だ。西ベンガル州、グジャラート州、マハラシュトラ州における火力発電、港湾、工業不動産、都市開発事業に注目している。 当初2年間、したがって2011年までに500~1000クロー(US$1億-2億)を投じる予定で、これらは全て内部資金で賄う。世界の経済環境が改善し、市場が安定したなら、積極的投資に転じる。また用地取得が完了し、投資計画が軌道に載ったなら2011年以降に増資と借り入れも行う計画だ。 アジア太平洋地域にプレゼンスを築き、インド、マレーシア、フィリピン、タイ等の国にビジネス拠点を有するUSELは、これまでに主に西ベンガル州にプレゼンスを築き、総合的タウンシップ、SEZ、ハイウェーの建設等を手がけ、西ベンガル州だけで累積1万1000クロー(US$22億)を投資した。 大部分の先進国市場が飽和状態を呈する中、インドには、取り分けインフラ開発領域に大きな投資機会が存在すると言う。