2009-01-14 ◆12月の鉄鋼輸出復調、在庫一掃に寄与 【ニューデリー】昨年12月の鉄鋼輸出量は22万9000トンと前月比で36%の成長を回復した。昨年10月に24万トンを記録したインドの鉄鋼輸出は、11月には18万トンに急減していた。 ビジネス・スタン_ードが1月12日報じたところによると、国際市場における価格の安定が輸出の拡大と、インド鉄鋼業界の在庫一掃に寄与した。とは言え売上額は低調で懸念材料になっている。 業界筋によると、国際価格の安定に加え、条鋼に対する15%の輸出税の廃止と、関税免除パスブック(DEPB:duty exemption passbook)スキームの復活が、鉄鋼輸出の復調に寄与した。 鉄鋼省のP K Rastogi次官によると、2008年6月にトン当たり1200米ドルのピークに達した鉄鋼価格は、550~600米ドルのレベルで安定しつつあり、このことがバイヤーの購買意欲を高め、需要の回復につながったものの、メーカーの収益率はかなり低く、需要が本格的に復調するまでの道のりはなお遠いと言う。 年初9ヶ月(2008/4-12)の鉄鋼輸出は270万トンと、前年同期の350万トンから24%の落ち込みを見た。世界の自動車産業と建設産業が、景気後退の打撃を受ける中、鋼板輸出は前年同期比25%減少した。