2009-02-02 ◆ガソリン/ディーゼル/家庭用LPG値下げ 【ニューデリー】インド政府は前回の値下げから2ヶ月を経ずしてガソリンとディーゼル油の小売り価格を1リッター当たり各5ルピーと2ルピー引き下げ、また家庭用液化天然ガス(LPG)の小売価格も1ボンベ当たり最大25ルピー引き下げた。新価格は1月28日深夜、したがって29日午前零時から発効した。 ビジネス・スタンダード、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、エコノミック・タイムズ、ザ・ヒンドゥーが1月29日報じたところによると、Pranab Mukherjee外相を長とする政治問題閣僚委員会(CCPA:Cabinet Committee on Political Affairs)は28日の会議で、以上の方針を決め、Murli Deora石油相とLalu Prasad鉄道相が会議後記者会見し、その内容を発表した。インド政府は昨年12月6日にもガソリンとディーゼル油の価格を1リッター当たり各5ルピーと2ルピー引き下げている。 インドの原油バスケットの1バレル当たり平均価格はピークに達した昨年7月初の142.04米ドルから70%以上下降した。とは言え同価格は昨年12月の40.61米ドルから現在の44.12米ドルに9%ほど再度上昇している。 国営石油マーケッティング会社3社-Indian Oil (IOC)/Bharat Petroleum Corporation (BPCL)/Hindustan Petroleum Corporation (HPCL)-は、先月の値下げに関わらず、現在ガソリン1リッター当たり8ルピー、ディーゼル1リッター当たり2.5ルピーほど利益を上げている。しかしLPGと灯油に関しては1日当たり合計15クロー(US$300万)前後の損失を被っている。今回の値下げは、これらの企業のこうした損失を拡大し、第4四半期の業績にも影響を及しそうだ。