2009-02-02 ◆インド半導体市場成長率大幅鈍化 【バンガロール】インド半導体協会(ISA:India Semiconductor Association)と市場調査会社Frost and Sullivan(F&S)が共同で作成した最新報告書は、インド半導体市場が2010年までに複合年間成長率(CAGR)13.4%の成長を遂げ75億9000万米ドルに達すると予想しているが、これ以前の予想成長率26.7%を大幅に下回った。 ビジネス・スタンダードが1月28日報じたところによると、報告書は予想成長率の下方修正は、2007年の調査の際と2008年下半期の投資および製造領域のシナリオの変化に伴うものとしている。また各種半導体コンポーネントの3~10%値下がりや、世界的な景気後退も当初の予測には織り込まれていなかったと言う。 最新報告書によると、インド半導体産業の総体市場(TM:Total Market)は2008年の59億米ドルから2010年の74億9000万米ドルに成長するものと予想される。総体市場は、インド国内で購入可能な半導体の合計消費量を表している。これには、完全ノックダウン方式/半ノックダウン方式/完成品方式の輸入品や、インド国内の半導体企業/流通業者/輸入業者等から調達されたものを含む、如何なる形態、如何なるソースも含まれている。 これに対して、インド国内の製造過程における消費および末端消費者による消費の合計から成る半導体有効市場(TAM:Total Available Market)の規模は2008年の25億3000万米ドルから2010年の32億4000万米ドルにCAGR13.1%の成長が見込まれる。 ISAスポークスパースンによると、電子製品製造指数の低さは、輸入の増加を示しており、電子製品のキー・コンポーネントとしての半導体製造事業の成長を阻害することになる。またF&SのAnand Rangachary重役(MD)によると、情報技術(IT)/オフィス自動化/電気通信/移動体通信領域の動向が半導体市場成長の鍵になると言う。