2009-03-13 ◆アパレル輸出に復調の兆し 【ニューデリー】インドの2009年1月の既成衣服輸出は9億7200万米ドルと、前年同期の9億2300万米ドルに比べ5%、前月(2008年12月)の8億7100万米ドルに比べ11%、それぞれ増加した。 ビジネス・スタンダードが3月10日報じたところによると、競争力ある価格の設定、銀行金利の下降、ルピー対米ドル・レートの下降等が幸いし、過去数ヶ月下降線を辿っていた既成衣服輸出に復調の兆しが生じた。 既製服輸出振興委員会(AEPC:Apparel Export Promotion Council)の発表によると、年初10ヶ月(2008/4-2009/1)の既成衣服輸出は前年同期の77億7100万米ドルから82億4500万米ドルに6.1%増加した。 カレンダー・イヤー2008通年の対米既成衣服輸出は前年の31億8689万米ドルから31億6993万米ドルに0.53%ダウン、欧州連合(EU)向け既成衣服輸出は前年の45億3533万米ドルから50億8979万米ドルに12.23%増加した。 年間700億米ドルの繊維製品を輸入する米国は、インドにとって単一では最大市場で、既成衣服輸出全体の4分の1が米国に向けられている。しかしインドは2008年8月に対米トップ5サプライヤーの地位をバングラデシュに奪われ、未だに挽回できていない。バングラデシュのカレンダー・イヤー2008通年の対米既成衣服輸出は34億4164万米ドルと、インドの31億6993万米ドルを上回っている。こうした中でインドの輸出業者は、バングラデッシュ、ベトナム、カンボジアの製品に対抗するため、11~12%値下げした。 政府は最近、2%の税控除スクリップ(duty credit scrip)制度を米国欧州市場向け衣料品輸出にも適用すると発表、同スキームは2009年4月1日に発効する。同措置も輸出意欲を高める効果を果たしたものと見られる。しかし、AEPCの予想では2008-09年通年の輸出額は116億2000万米ドルの目標を24%ほど下回る見通しだ。