2009-04-03 ◆DLF、風力発電ビジネスの買い手物色 【ニューデリー】インド最大の不動産開発業者、DLF Ltdはおよそ260MW(メガワット)の設備能力を有する風力発電ビジネスを売却する方針を決めた。 ビジネス・スタンダードが3月31日、消息筋の言として報じたところによると、DLFはグループ企業DLF Asset Ltdを、プロモーターのKP Singh氏とその一族から買収する方針を決めた後、非中核ビジネスの風力発電事業を売却する準備に着手した。DLFは風力発電事業に1500クロー(US$2.91億)余りを投資したが、減価償却手続きをとった後、1100クロー(US$2.13億)前後での売却を目指している。高収益を上げている同社は減価償却を通じ、多額の節税を実現したものと見られる。DLFは既にプライベート・エクイティー・プレーヤーらと交渉を進めているものの、価格の折り合いがつかず合意に達していない。風力発電設備の1MW当たりのコストは5~6クロー(US$97万-116万)と、火力発電プラントの4~4.5クロー(US$77.5万-87万)を上回る。 DLFは、DLF Asset Ltdの買収を含む組織再編過程にあるが、金融逼迫の折りから非中核ビジネスに一層の投資を行うのは不可能と判断、中核とする不動産関連事業に資源を集中する方針を決めたと言う。