2009-05-22 ◆政府、天然ガス・ハイウェイ・ネットワーク構想 【ニューデリー】インド政府は全国天然ガス・ハイウェイ・ネットワーク(NGHN:National Gas Highway Network)を構築する可能性を検討している。石油天然ガス省のRS Pandey次官はこのほど以上の消息を語った。 エコノミック・タイムズが5月14日報じたところによると、インド・エネルギー会議(IEF:India Energy Forum)が主催したセミナーの会場でPandey次官は「民間のインフラストラクチャー企業は、採算性の望めない地域にそのような施設を設けることに関心を示さないため、石油天然ガス省が中心になってそうしたインフラを開発する可能性を検討している」と語った。 同氏によると、天然ガスに対する全国的需要が存在するが、こうした需要を満たすにはパイプラインを敷設する必要がある。目下のところガス・パイプラインは東部地区と西部地区に集中しており、南部と北部には同インフラが存在しない。NGHNの開発資金は様々な方式で調達でき、その1つは国産天然ガスに対する課税。仮に1mmbtu(million metric British thermal unit)当たり20ルピーを課すとすれば、年間3000クロー(US$6.249億)の税収が見込める。国営ガス会社GAIL Indiaはガス・パイプライン1キロ当たりの敷設コストを5~6クロー(US$104万-125万)と見積もっている。とすれば年間500~600キローのパイプラインを敷設できる。とは言え国産天然ガスへの課税は一つの選択肢に過ぎない。 天然ガスは経済成長の燃料であり、NGHNを構築することにより、地域的にバランスのとれた経済成長を実現できる。パイプラインに沿って工業地帯が形成されることはHazira - Vijaipur - Jagdishpur(HVJ)ガス・パイプラインの例からも明らかと言う。