2009-06-26 ◆4月の衣料品輸出10%下降 【ニューデリー】インドの今年4月の衣料品輸出額は8億米ドルと、昨年同月の8億8600万米ドルに比べ10%下降した。 エコノミック・タイムズとビジネス・スタンダードが6月21日報じたところによると、衣料品輸出振興委員会(AEPC:Apparel Export Promotion Council)のRakesh Vaid会長はPTI通信に以上の数字を明らかにした。それによると米国、欧州方面からの受注が減っており5月の輸出も10~15%下降するものと予想される。 インドの衣料品輸出業者は、需要の減退とベトナム/カンボジア/バングラデシュ等、近隣諸国の同業者との競争により、二重の打撃を受けている。こうした近隣諸国の同業者はより多くの奨励措置を享受しており、西側市場により大きなプレゼンスを築いている。Vaid会長は新年度予算案に、繊維産業に対する刺激措置が盛り込まれることに期待を表明した。 インドの2008-09年度通年の衣料品輸出は上半期の好調に支えられ前年比4.6%増の101億3000万米ドルをマークした。しかし世界的景気後退の影響を受け、2008年8月以降受注が減退、2008年10-12月期に限っては10.01%の落ち込みを見た。2009年1-3月期には、やはりマイナス成長が記録されたものの、落ち込み幅が縮小、復調の兆しかと期待された。しかし2009年4月には再び二桁近いマイナス成長が記録され、こうした期待は裏切られた。インド衣料品産業は700万人に就業機会を提供しており、内390万人が輸出部門により雇用されている。