2009-07-03 ◆5月の中核インフラ産業成長率2.8%に鈍化 【ニューデリー】中核インフラ産業6業種の2009年5月の成長率は2.8%と、昨年同月の3.1%を下回った。しかしセメント、石炭、電力の生産には改善が見られた。 インディアン・エクスプレス、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ビジネス・スタンダードが6月30日/7月1/2日報じたところによると、5月の成長率は前月(4月)の伸び率4.3%にも及ばなかった。部門別に見ると、セメント生産の伸びは11.6%(3.8%)、石炭生産は10.2%(8.8%)、電力生産は3.3%(2%)と、昨年同月の伸び率(括弧内の数字)を上回った。しかし原油生産の伸びは-4.3%(3.2%)、石油精製は-4.3%(0.1%)、鉄鋼完成品の生産は1.4%(3.3%)と、昨年同月の伸びを下回り、取り分け原油生産と石油精製はマイナス成長を記録した。 しかし世銀のShubhada Rao主任エコノミストは、中核インフラ産業が27%の比重を占める工業生産指数(IIP:Index of Industrial Production)は5月にプラス成長を維持した可能性が高いとコメント、商工省のAjay Shanker次官も記者会見の席上、「内需志向の強いセメント、消費財、FMCG部門のパフォーマンスが良好なことから、5月のIIPは改善が望める」と語った。