2009-08-04 ◆娯楽メディア産業成長率8%に減速:PwC 【ニューデリー】インドの娯楽メディア(E&M:entertainment and media)産業は過去5年来年率平均16.6%の成長を遂げて来たが、今年は広告支出の減少から成長率が8%に半減する見通しだ。 デカン・ヘラルドとインディアン・エクスプレスが7月30/31日、国際会計事務所PricewaterhouseCoopers(PwC)の最新レポートを引用し報じたところによると、インドのE&M産業の2004-2008年の間の複合年間成長率(CAGR)は16.6%を記録したが、2009年には約8%に減速するものと見られる。広告支出の伸びは2004-08年の間にCAGR17.3%に達したが、2009年の成長率は9.2%に鈍化した。 しかし経済環境の改善に伴い、E&M産業は2010年には10.4%の成長を回復できる見通しだ。また2009-2013年の間にはCAGR10.5%の成長が見込まれる。全世界のE&M産業の同期の伸び率は2.7%と見込まれ、インドにおける成長率は世界平均の5倍に相当する。とは言えインドの世界E&M市場に占めるシェアは1%前後に過ぎない。インドのE&M市場規模は2013年には185億8000万米ドルに達する見通しだが、その時点の世界市場規模は1兆6000億米ドルと見積もられる。 テレビジョン産業の市場規模は向こう5年間に11.4%の成長を遂げ、2008年の48億米ドルから2013年の84億米ドルに拡大するものと見られる。この内TV配信が60%、TV広告が40%を占める見通しだ。 映画産業の市場規模は向こう5年間にCAGR11.6%の成長を遂げ、2008年の21億4000万米ドルから2013年の37億米ドルに達するものと見られる。 印刷業の市場規模は同期にCAGR5.6%の成長を記録、2008年の32億4000万米ドルから2013年の42億6000万米ドルに達するものと見られる。 新聞・雑誌出版業市場に占める新聞のシェアは87%で、残りが雑誌。雑誌出版ビジネスは向こう5年間に6.5%、新聞出版ビジネスは同5.6%の成長が見込まれる。 広告支出の額は2008年の43億2000万米ドルから2013年の73億2000万米ドルに、年率11.1%の伸びが見込まれると言う。