2009-08-14 ◆7月の輸出26.2%下降:政府筋 【ニューデリー】政府筋によると、インドの2009年7月の輸出は昨年同月の184億米ドルから136億米ドルに26.2%下降、10ヶ月連続のマイナス成長を記録した。 ビジネス・スタンダードとインディアン・エクスプレスが8月11/12/13日、商業情報・統計総監事務所(directorate-general of commercial intelligence and statistics)の暫定統計数字を引用し報じたところによると、この結果年初4ヶ月(2009/4-7)の輸出額は昨年同期の725億米ドルから492億5000万米ドルに32%下降した。インドの輸出は2008年10月以来毎月下降の一途を辿っており、6月(27.7%)と7月には落ち込み幅が多少縮小したのが、僅かな救いになっている。また7月の輸入も昨年同月比37%下降、こちらは6月の29.3%の落ち込みを上回った。 インド政府は今月末に発表する予定の新外国貿易政策(FTP:Foreign Trade Policy)に一層多くの輸出奨励措置を盛り込むものと予想される。政府は既にに金利補助や貿易保険等の一部支㍾ュ表している。しかしエコノミストは、米国等の主要輸出市場の需要回復の見通しが立たないことから、直ちに健全な成長軌道に戻ることを期待するのは困難としている。 インディアン・エクスプレスが11日伝えたところでは、月間輸出が連続してマイナス成長を遂げる中で、新たに組織された貿易局(BOT:Board of Trade)の初会合が10日に開かれ、貿易業務のコスト引き下げや貿易手続き上のボトルネック除去に関する話し合いが行われた。 席上、BOT会長を務めるAnand Sharma商工相は、関係省庁の代表から成る作業チームを組織して、輸出振興策を検討するとともに、2005年に組織された中央政府/州政府/業界の代表から成る『州際貿易委員会(Inter-state Trade Council)』を復活させる方針を明らかにした。来月催される州際貿易委員会の席で同相は各州の首席大臣と関係問題を協議すると言う。