2009-09-04 ◆農業生産6%下降すればGDP成長率5.5%に 【ニューデリー】深刻な干魃で今年の国内総生産(GDP)成長率が影響を受ける可能性が予想されている。計画委員会(Planning Commission)は、Manmohan Singh首相が1日主宰した第二次統一進歩連合(UPA)政権発足後最初の会議の席上、「農業生産が6%の落ち込みを見るような最悪の事態が生じた場合、今年のGDP成長率は5.5%にとどまる」との見通しを明らかにした。 インディアン・エクスプレスとデカン・ヘラルドが9月1/2日報じたところによると、今年第1四半期のGDP成長率は6.1%に達したが、第2四半期と第3四半期には成長の鈍化が予想されている。とは言え計画委員会のMontek Singh Ahluwalia副議長によれば、第4四半期には復調し、最終的に今年通年のGDP成長率は6.3%に達するものと見られる。 しかし農業生産が2.5%以上の落ち込みを見た場合、GDPの成長も影響を受けざるを得ず、最悪の場合には農業生産の6%の下降も予想されると言う。 計画委員会は、その報告書の中で、大胆且つ明確な民営化政策を通じ、向こう2年間の財源を補填するよう求めるとともに、2010-11年には8%、2011-12年には9%のGDP成長も実現可能としている。 一方、シン首相は、総括スピーチの中で過度な悲観主義を戒めるとともに、世界的な経済危機や干魃の脅威を乗り越えることに自信を表明した。インドは干魃を乗り切るのに十分な食糧備蓄を有すると言う。