2009-09-11 ◆インド求人市況一巡、上げ潮に 【ニューデリー】欧州や米国の状況は決して良好とは言えないが、インド企業は拡張計画を再開、インドの労働市況は一巡したようだ。人材管理会社Manpowerの報告によれば、カレンダー・イヤー2009年第4四半期のインドにおける純雇用見通し(NEO:Net Employment Outlook雇用増加を予想する雇用主のパーセンテージから雇用減少を予想するパーセンテージを差し引いた値)は25%と、2009年第3四半期の19%から顕著に改善した。 インディアン・エクスプレスが9月9日、Manpowerのレポートを引用し報じたところによると、7業種の大中小企業5700社を対象に調査した結果、第4四半期に雇用を拡大すると答えたものが第3四半期の30%から36%に増加したのに対して、雇用を縮小すると答えたものは同7%から2%に下降、雇用水準を維持すると答えたものは同45%から56%に増加、未定と答えたものは同18%から6%に下降した(季節的変化は未調整)。 業種別に見ると、卸し/小売りビジネスのNEOが21%から34%に、サービス部門のそれが同15%から25%に、金融/保険/不動産サービス部門のそれが同11%から19%に、それぞれ改善した。対照的に運輸/公益部門のNEOは同18%から16%に下降した。 調査された35カ国中17カ国のNEOが改善しており、ポジティブな変化を見た国はアジアとアメリカ地区に多い。インドの25に次ぐ高いNEOを記録したのはブラジルの21で、以下、コロンビア、ペルー、中国と続く。