2009-09-18 ◆今年の食糧生産10-15%下降:政府官員 【ムンバイ】今年の食糧生産は、降雨量の不足から平年を10~15%下回りそうだ。政府官員はこのほど以上の見通しを語った。 ビジネス・スタンダードが9月15日伝えたところによると、農業省農業局のN K Das副次官は14日記者会見し以上の見通しを語った。カリフ(Kharif:初冬収穫作物)シーズンの初期に降雨が不足したため、多くの地域の播種が完了していない。このため収穫の減少が予想される。降雨時期が平年と大きく異なったことも、農業生産に影響を及ぼす見通しだ。しかし過去数週間の降雨で状況の改善も見込まれる。しかし農業生産の成長は、今年当初の成長に及ばないと言う。 一方、エコノミック・タイムズが15日報じたところによると、世界銀行は、インドの農業生産が気候変動の影響で向こう30年間に最大9%下降すると予想した。世銀の『2010年世界開発報告(World Development Report 2010)』によると、インドの主要作物の収量は今後30年間に4.5~9%下降するものと見られると言う。 またインディアン・エクスプレスの17日の報道によると、『気候適応経済作業グループ(ECAWG:Economics of Climate Adaptation Working Group)』は、2030年までにインドの干魃の被害額は70億米ドルを突破すると予想した。 ClimateWorks Foundation/Global Environment Facility/European Commission/McKinsey & Company/The Rockefeller Foundation/Standard Chartered Bank/Swiss Reにより共同で設立されたECAWGによると、これまでインドにおける干魃は25年に1度の周期で生じていたが、世界的気候変動の結果、8年に1度発生するようになり、この結果、人口の10%が収入減に陥り、取り分け1500万の小規模・零細農家が深刻な打撃を受けると言う。