2009-10-06 ◆ミタル、US$200億鉄鋼事業から撤退準備 【ロンドン】鉄鋼メーカーArcelorMittalは、インドにおける総投資額200億米ドルの鉄鋼プロジェクト2件から撤退することを検討している。同社のオーナーでもあるLakshmi Mittal会長はこのほど、以上の考えを明らかにするとともに、用地の買収がほとんど進捗しておらず、余りに多くの時間が費やされたことを、その理由として指摘した。 インディアン・エクスプレスとヒンドゥー・ビジネス・ラインが10月5日報じたところによると、ミタル氏は英国のFinancial Timesのインタビューに応じ、以上の考えを語った。それによると、ジャールカンド州とオリッサ州における農民やその他の地主との交渉の遅れが、プロジェクトを停頓させている。もし用地が手に入らないならプロジェクトを見合わせ、インド国内の別の場所で用地を手に入れる他ない。 世界最大の鉄鋼メーカー、アルセロール・ミタルのインドにおけるプレゼンスは脆弱で、ミタル氏はその強化を目指している。 同氏によると、アルセロール・ミタルはインドに少なくとも1つの製鉄所を設けることを計画している。もし合計年産2400万トンの鉄鋼プロジェクト2件を2015年までに立ち上げる計画を放棄するなら、同氏のインド事業戦略は大幅に遅延することになりそうだ。