2009-10-27 ◆インフレ、過去20週間来の最高マーク 【ニューデリー】食品や一部の製造業製品の価格が高騰する中、卸売物価指数(WPI)ベースのインフレ率は10月10日までの1週間に過去20週間来最高の1.21%に達した。これは今年5月23日に記録された1.34%に次ぐ。 ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ザ・ヒンドゥー、インディアン・エクスプレスが10月23日報じたところによると、WPIベースのインフレ率が前週の0.92%から1.21%に上昇したのは主に一次食品グループの高騰による。同カテゴリーではポテトが昨年同期比104%、タマネギが同35%、ミルクが同10%、豆類が同23%、米が同13%、それぞれ値上がりした。加工食品グループも全体で昨年同期比16%の値上がりを見た。中でも砂糖は45%上昇した。 しかし全てのカテゴリーを総合したWPIは前週の241.9から242.2に僅かに上昇したにとどまった。 前週と比較した価格変動率を見ると、一次産品グループは0.3%、一次産品グループ中の食品は0.6%、それぞれ上昇した。中でも魚類は14%、緑豆は5%、米は3%、ウーラット(urad:豆の一種)、木豆(arhar)、小麦は各1%、それぞれ値上がりした。しかし野菜は2%、アズキモロコシ(jowar)とトウジンヒエ(bajra)は各1%値下がりした。 一次産品中の非食品グループは0.6%下降した。コプラ、落花生種、原綿は各2%、原絹、トウゴマの実、西洋油菜、芥子種、ヒマワリは各1%、それぞれ値下がりした。しかし原料ジュートは5%、胡麻種は3%、亜麻仁は2%、原料ゴムは1%、それぞれ値上がりした。 燃料電気グループ指数は前週と同じ345.4と横ばいだったが、製造業品目グループは前週に比べ0.1%上昇した。製造業品目中の食品グループは前週に比べ0.4%値上がりした。 基礎合金グループは、亜鉛が4%、鋼管/亜鉛鋳塊が各1%値上がりしたため、前週に比べ僅かに上昇した。しかし鉛鋳塊は1%値下がりした。 昨年同期のインフレ率は11.30%と、極めて高い水準に達しており、このことが食料品等の高騰に関わらずインフレ率が依然1%台にとどまっている主因と見られる。とは言え、今会計年度に入って以来のインフレ率は5.95%と、昨年同期の5.56%を上回っている。また過去52週間を平均したインフレ率は2.49%となっている。