2009-10-27 ◆シン首相、五項目の対ASEAN関係強化策提案 【ホアヒン】Manmohan Singh首相はこのほどタイで開かれた第7回インド東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議の席上、インドとASEANの関係を一層強化するための五項目の提案を行った。シン首相はASEAN首脳会議の場外で、日本の鳩山由紀夫首相及び中国の温家宝首相と個別に会談、二国間関係や双方が関心を有する地域・国際問題に関して意見を交換した。 エコノミック・タイムズ、ビジネス・スタンダード、ザ・ヒンドゥー、デカン・ヘラルド、インディアン・エクスプレスが10月24/25/26日伝えたところによると、五項目の提案には、①双方のシンクタンク、政策立案者、学者、情報媒体、実業家の代表から成るインドASEAN円卓会議の創設、②査証制度の簡素化を通じたビジネス/観光旅行の促進、③2010年10月乃至2011年1月にインドでASEAN貿易産業展を開催、④農業領域における協力強化、⑤宇宙技術領域における協力が含まれる。 首相はまた今年8月にインドASEAN自由貿易協定が調印されたのに続き、サービスと投資領域の協力交渉も早期に妥結させたい意向を表明した。 シン首相は鳩山首相と東アジア共同体構想について意見を交換、双方はインドと日本が東アジア社会の重要な構成要素であることを確認した。 温首相はシン首相に対し、両国間の貿易不均衡の改善に努めることを約束、双方は両国間の懸案事項に関する意見の相違を超えて協力を強化することを確認した。両首脳の会談後、インド政府は中国との間で自由貿易(FTA)交渉が進められている事実を確認した。 シン首相はサミットの席上、世界最古の大学に数えられるナーランダ大学(Nalanda University)を再建する考えを明らかにした。シン首相は「ナーランダ大学をインドに再建することは、単にインドの仏教観光を促進するだけでなく、多くのアジア人がインドの多くの仏教ルーツを探る助けになる」と指摘、「インドは長期的目標を備えた国際教育機関としてナーランダ大学を再建するため、ASEAN諸国や東アジア首脳会議を準備する他の国々と協力することを望んでいる」と語った。