2009-11-03 ◆上海汽車公司、GMインディア権益買収協議 【ムンバイ】上海汽車工業(集団)総公司(SAIC:Shanghai Automotive Industry Corporation)がGeneral Motors India Ltd(GMI)の50%権益を買収する見通しだ。これにより中国とインドにおける両社のビジネスは相互補完され、大きな相乗効果が発揮されそうだ。 ヒンドゥー・ビジネス・ラインとエコノミック・タイムズが10月31日伝えたところによると、SAICはGMI取締役会に代表を送り込み、世界で最も急成長を遂げるインド自動車市場に橋頭堡を築くことができる。合弁会社は、コンポーネントを中国の親会社SAICから調達、マハラシュトラ州TalegaonのGMI工場でSAICの軽トラックを製造するものと見られる。 Aveo-UvaやSparkと言った小型乗用車をインドで製造、間もなくBeatを発売する予定のGMIは、中国から低価格のコンポーネントを手に入れ、SAICのWuling(五菱)レーンジ・トラックを製造することを通じ、急成長する軽トラック市場に足場を築くことができる。 GMIのスポークス・パースンP Balendran氏は、この点に関して、直接コメントすることを控え、「中国で5社と提携しているGMは、技術の導入や新製品の投入を巡り全世界のパートナーとの関係や相互の強みに再検討を加えている。これによりそれぞれの市場で、製品ポートフォリオを拡大し、競争力有る製品を市場に投入できる。パートナーとの契約が調印されたなら詳細を発表する」と語った。 ちなみに中国では、SAIC/GM/Wulingが50.1:34:15.9の合弁を組み、WulingのN200及びN300シリーズのトラックを南アメリカ、西アジア、北アフリカに、シボレー商標で輸出している。インドは小型トラックの魅力的市場で、もし合弁が実現するならインド企業は手強い競争者に直面することになりそうだ。