2009-11-10 ◆カリフ収穫2107万トン減少;農業省予測 【ニューデリー】今年のカリフ(kharif:初冬収穫作物)収量が昨年の1億1770万トンから9663万トンに2107万トン減少するとの農業省の予測が、首相経済諮問委員会(PMEAC:Prime Minister's Economic Advisory)を慌てさせている。 ヒンドゥー・ビジネス・ラインが11月5日報じたところによると、PMEACメンバーの1人は同紙に「我々も収量の落ち込みは予想していたが、これほどとは思わなかった」と語った。PMEACは10月22日に発表した2009-10年経済展望(Economic Outlook for 2009-10)の中で、カリフの作柄は米の減産が予想されるものの、粗粒穀物(coarse cereals)は全体として横ばい、豆類は増産と分析していた。 しかし農業省は3日発表した報告書の中で粗粒穀物は昨年の2834万トンから2276万トンに、豆類は同478万トンから442万トンに、何れも大幅に落ち込むと予想している。 PMEACは作付け面積が拡大していることから収量も増加すると予想したが、作付け面積の拡大に関わらず収量は下降した。 Sharad Pawar農相は4日、ラビ(rabi:春先収穫作物)の穀物生産は昨年の1億1618万トンを850万トンほど、また脂肪種子の生産量も昨年の1028万トンを150万トンほど、それぞれ上回るとの見通しを明らかにした。しかし農業省は、カリフとラビを合わせた穀物の生産量を2億2100万トン、脂肪種子のそれを2700万トンと予想しており、PMEACの各2億2300万トンと2760万トンの予測値を依然下回っている。