2009-11-24 ◆JSW、JFEスチールと自動車用鋼材製造で提携 【ムンバイ】JSW Steel Ltd(JSL)はJFEスチール株式会社と、製造技術協力及び株式持ち合いで合意した。証券市場は同ニュースに敏感に反応したが、JFEスチールによるJSL株式の買収が直ちに行われぬことが明らかになると、すぐ冷却した。 ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ビジネス・スタンダード、エコノミック・タイムズが11月20日伝えたところによると、JFEスチールは、JSLのカルナタカ州Vijayanagar工場における自動車用スキンパネルの製造に技術支援を提供する。 JSLのSajjan Jindal副会長によると、JSWは2003年以来、JFEスチールから技術支援を得ており、西ベンガル州とジャールカンド州に新製鉄所を建設する際には、JFEスチールに出資を求める。 JSWはHyundai、Bajaj Auto、Ashok Leyland、Tata Motors向けに80万トンの冷間圧延コイルを納入しており、Toyota India、Ford India、General Motors India、Maruti Suzukiに対する納入も間もなく認められる見通しだ。 インド国内の自動車メーカーは高品質な外装用自動車用鋼材の70~75%を輸入している。こうした輸入品には5%の関税が課されるため、自動車メーカーらはインド国内での調達に転換しつつある。現在、Tata SteelとBhushan Steelがこの種の自動車外装用パネルの製造を手がけている。自動車用鋼材はJSW売上の約15%に貢献している。 JFEスチールの馬田一取締役社長(CEO)によると、JSLとの自動車用鋼材領域における提携は、第一歩に過ぎず、将来インドに製造拠点を設ける際にもJSWと手を組む方針と言う。 この日、両社提携のニュースが伝えられると、JSWの株価は6%値上がりしたが、その後、株式の持ち合いが直ちに実行されないと分かると、値下がりし、前日とほぼ同水準で引けた。