2009-11-24 ◆ホンダ完全子会社、二輪車第2工場検討 【コルカタ】Honda Motorcycle and Scooters India Ltd (HMSI)は、2010年3月末までに既存工場の年間生産量が設備能力一杯の150万台に達する見通しのため、第2工場を設けることを検討している。 ビジネス・スタンダード、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、エコノミック・タイムズが11月19/20日報じたところによると、HMSIのY S Guleria営業担当地域主任は19日に当地で催された自動変速スクーター新モデルの発表会の席上、以上の消息を語った。それによると、ハリヤナ州Manesarの既存施設の年産量は需要の増加に応じ120万台から今会計年度末までに150万台に拡大する。 今会計年度は、製造施設に360クロー(US$7812万)を投資、2010-11年にも既存工場に404.4クロー(US$8775万)を投資する。しかし既存工場では年間150万台を超える製造はできないため、新工場を設ける必要がある。新工場のコストは年産10万台当たり300クロー(US$6510万)前後と見積もられるが、具体的なことはまだ決まっていない。 HMSIは2010年1-3月期に100ccバイクを発売する。同モデルは今年1月の自動車ショーでお披露目したもの。モーターサイクルは現在同社売上の40%を占めているが、間もなく50%に達する。 HMSIはインド・スクーター市場の55%のシェアを占めている。スクーターのインド二輪車市場に占めるシェアは同社が発足した2001年当時の15%から現在の20%以上に拡大した。南部4州と西部のマハラシュトラ州とグジャラート州だけでインド・スクーター市場の60%のシェアを占めている。カルナタカ州バンガロールではスクーターの販売台数がモーターサイクルの販売台数を上回っている。 スクーターとモーターサイクル各3モデルを販売するHMSIは今会計年度中に年間二輪車販売台数を昨年度の107万台から125万台に拡大、インド二輪車市場全体の18%のシェアを占めることを目指している。また輸出は2008-09年の5万5000台から8万台に拡大する計画だ。 ちなみに姉妹会社Hero Honda Motors Ltd (HHML)は二輪車市場の47%のシェアを占めており、両社合わせたシェアは65%に達することになる。HMSIがHHMLの本丸100ccセグメントに進出することにより、両社の競争も過熱する見通しだが、Guleria氏によると、総じてホンダの市場シェアが拡大するため、悪いことではないと言う。