2009-11-27 ◆家電会社、ディワリ後も売上の急成長持続 【コルカタ】伝統的にインド人の購買熱がピークに達するヒンドゥー教の新年ディワリ(Diwali/Deepawali:10月末-11月初)が終わったにも関わらず、Godrej、Whirlpool、Samsung、LG等の指導的家電メーカーは、依然として30%近い売上の伸びを維持している。 エコノミック・タイムズが11月24日報じたところによると、9月のオナム(Onam:ケララ州の収穫祭:祭神マハーバリ)から10-11月のディワリまでの期間がインドの祝祭日シーズンで年間売上の35~40%がこの時期に実現される。ディワリ後、11月から翌年2月までの間は、クリスマスと新年の1週間を除き、これまで家電業界の端境期とされて来た。しかし今回は全く様相を異にしている。 観測筋によると、第6次給与評議会(Sixth Pay Commission)の昇給勧告に基づく第2次支払いが最近なされたことに加え、結婚式シーズンの到来がポスト・ディワリ・セールに拍車をかけているようだ。農産品価格の上昇もあって農村市場も活況を維持している。 LG Electronics IndiaのV. Ramachandran営業部長によると、第6次給与評議会の勧告に基づく第2次支給の額は1万7000クロー(US$36.89億)と見積もられる。その15%がシロモノの購入に回されただけでも、膨大な需要が生じる。同資金は今もなお市場に流入している。農村部では結婚式シーズンに伴う支出が拡大していると言う。 Godrej AppliancesのGeorge Menezes営業主任(COO)は、「予想外の好需要で企業は生産量の30%引き上げを強いられており、こうした増産は我々の当初の年次計画にはなかった。ディワリ・シーズンには35%、その後も30%の売上増が記録されており、こうした売上の伸びは来年2月まで維持されそうだ」と語った。シロモノ業界は今年通年で一桁の売上増を予想していたが、今では12~15%の成長を予想しており、同社の年間売上も250クロー(US$5425万)を突破する見通しと言う。 Samsung IndiaのRavinder Zutshi重役(副MD)によると、同社はディワリのゼロ金利ローン・プロモーションを続けており、今年第4四半期の売上は昨年同期比25~30%増加する見通しと言う。 Whirlpool IndiaのShantanu Das Gupta副社長は「今日のトレンドは正常な消費者心理の現れで、消費者のある種の自信回復が反映されている。ディワリの売上は45%アップ、ポスト・ディワリ売上も35~40%の伸びを見ている。これはプレ・ディワリの30%の伸びを上回っている」と言う。