2009-12-04 ◆10月の輸出6.6%、輸入15%下降 【ニューデリー】インドの今年10月の輸出額は131億9000万米ドルと昨年同月比6.6%下降、輸入も219億米ドルと15%の持続的落ち込みを見た。 ビジネス・スタンダード、インディアン・エクスプレス、デカン・ヘラルド、ザ・ヒンドゥー、ヒンドゥー・ビジネス・ラインが12月1/2日伝えたところによると、機械や原材料等の非石油製品の10月の輸入額は153億8000万米ドルと、昨年同月比17.2%、石油輸入は72億8000万米ドルと昨年同月比9.3%、それぞれ減少した。 この結果、今年10月の貿易収支赤字は88億米ドルと、昨年同月の117億3000万ドルに比べほぼ26%縮小した。 商工省の統計によれば、石油製品/プラスチック/海産品/香辛料/医薬品/鉄鉱石の10月の輸出は、昨年同月に比べ増加、綿糸/基礎化学品/電子製品/皮革製品/宝飾品の輸出の落ち込み幅は縮小した。 輸出のマイナス成長は13ヶ月連続しているものの、落ち込み幅は過去10ヶ月縮小傾向を辿っている。しかし今回の落ち込み幅の縮小は主に昨年同期の数字そのものが低水準だったことによる。輸入の落ち込みも過去10ヶ月来最も小幅となった。 今年初7ヶ月(2009/4-10)の輸出は910億米ドルと、前年同期比26%ダウン、これに対して輸入は1483億6000万米ドルと、前年同期比29.6%下降した。 世界的景気後退に伴い海外市場と国内市場の需要は急減したが、輸出は今年4月以来落ち込み幅が縮小傾向を辿り、回復の兆しが見える。Anand Sharma商工相は先週「輸出は7ヶ月以内に顕著な回復を見るだろう」と予想した。これに対して輸入は今年4-9月の間18~39%の落ち込みが続いており、さしたる回復の兆しはまだ見られない。 労働省の統計によると、1年前に経済危機が発生して以来、輸出志向産業は第2四半期に初めて20万人以上を新規雇用した。 商工省は輸出動向を注視しており間もなく労働集約型輸出志向産業に対する新たな刺激策を導入する見通しと言う。