2009-12-18 ◆11月のインフレ率4.78%マーク 【ニューデリー】卸売物価指数(WPI)をベースにした11月の月間インフレ率は、豆類、果実、野菜等必需食品の高騰に祟られ、4.78%と、前月の1.34%から3.5倍に跳ね上がった。 ヒンドゥ・ビジネス・ライン、インディアン・タイムズ、インディアン・エクスプレス、デカン・ヘラルド、エコノミック・タイムズ、ビジネス・スタンダード、ザ・ヒンドゥーが12月14/15日伝えたところによると、インフレの高進は、一次産品、中でも食品の高騰に伴うもので、砂糖、コーヒー、脱脂粉乳等の加工食品は24.70%の値上がりを見た。ちなみに昨年同月のインフレ率は8.48%だった。 アブダビがドゥバイの金融危機救済に乗り出したとの報で世界各地の株式市況が活気を取り戻す中、中央銀行が金融引き締めに大きく舵を切るのではないかとの懸念から、ボンベイ証券取引所(BSE)および全国証券取引所(NSE)の株価は、急落した。 Pranab Mukherjee蔵相も食品の値上がりに伴うインフレ高進に懸念を表明、市場観測筋は今会計年度末までにインフレ率は7%に達し、中央銀行は12月末までに支払準備率(CRR:Cash Reserve Ratio)を上方修正するだろうと予想した。 しかし大蔵省のAshok Chawla次官は、現時点で直ちに金融緩和や景気刺激策を見直し、何らかの対策を講じる可能性を否定した。