1995-12-14 ◆<星>米国カーギル、アジアにUS$15億投資 【シンガポール】米国最大の穀物商社カーギル・インクは向こう10年間にアジア地域に15億米ドルを投資する。 カーギルのアジア・ビジネスを手掛けるカーギル・アジア・パシフィックLtdのスティーブン・ワード社長によると、投資は主に穀物とオイルシード関連事業に向けられ、特にオイルシード加工、飼料、家禽、及びこれらに関わる貿易業務が中心となる。同社はインドネシア、マレーシア、タイ、台湾、日本、韓国に既に飼料工場を設けている他、スリランカでも新工場を建設している。今後の投資に関してはインド、中国、インドネシアが重点地区となる。アジア太平洋地域における既存投資額は2億8000万米ドルと、純資産の4.5%に過ぎないが、2005年までに10%に引き上げられる。これによりアジア・ビジネスの純益に占める製造業の比率が貿易業を上回ることになるが、同社は貿易業を今後も中核業務として重視していく。これはリスク・マネージメント等の貿易業務で培った技術が同社の製造業領域における成功の鍵となっているため。同社のアジア業務純益に占める貿易業務と製造業務の比率は目下65:35で、世界的には50:50となっている。(BT:12/13)