2010-01-26 ◆インド企業第3四半期業績、ピーク時に肉薄 【ニューデリー】インド企業各社の2009年12月期四半期の業績を見ると、これまでのところ売上が25%(9.0%)、調整後純益が46.6%(-22.0%)、それぞれ増加、2007年12月期四半期のピークに迫る勢いを見せている。(括弧内は昨年同期の数字) ヒンドゥー・ビジネス・ラインが1月25日、これまでに業績を発表した銀行・金融会社を除く355社の第3四半期(2009/10-12)業績に関して以上のように報じた。それによると、JSW Steel、Bajaj Auto、Shree Renuka Sugar、Indraprastha Gas、Sun TV Network等は売上、純益ともに最良のパフォーマンスを示した。 業種別では、製糖会社の売上が急増した他、セメント、自動車、自動車補助産業、耐久消費財、情報技術(IT)の好調が目立つ。 第2四半期にはインプット・コストの下降が業績を牽引したが、第4四半期は売上増が純益の主要な牽引役を務めている。これら355社の売上は、前四半期比でも8.4%の成長を記録した。金利コストの下降と、比較対象になる前年同期の低調なパフォーマンスも成長に貢献した。355社売上の27%を占めたReliance Industriesの強力なパフォーマンスが、業界全体の成績に大きな影響を及ぼしている。試みにReliance Industriesを除くと、残り354社の売上の伸び率は11.4%に半減する。とは言え3分の2の業績が、前年同期を上回った。 営業利益の伸びは、前年同期の-14.6%から+56%に目覚ましい回復を見た。営業利益マージンは前年同期の17.6%から22%に改善、2007年12月期に記録された22.5%のピークに肉薄している。とは言え純益レベルのマージンは、11.9%と、前年同期の10.2%を上回ったものの、ピーク時の14.3%には、なお遠く及ばない。過去、1年間の金利の下降は、12月期四半期に初めて反映され、純益の改善に貢献した。金利コストは前年同期比-20%(+61.0%)の下降を見た。 景気の復調で損失を計上した企業の数も前年同期の113社から55社に半減した。しかしKingfisher Airlines、Wire & Wireless India、IBN 18 Broadcast、New Delhi Television等は依然として赤字経営から抜け出すことができなかった。