2010-01-29 ◆韓国大統領、Posco工場起工式出席見合わせ 【ニューデリー】今年の共和国記念日祝賀行事のメインゲストとして招かれた韓国の李明博(Lee Myung-bak)大統領は、オリッサ州Paradip近郊のPosco工場起工式に出席する予定だったが、現地の状況が険悪なことからParadip訪問を見合わせた。 ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ザ・ヒンドゥー、ビジネス・スタンダード、インディアン・エクスプレス、エコノミック・タイムズが1月26/27日伝えたところによると、インド中央政府とオリッサ州政府は韓国大統領の訪問に合わせて総コスト120億米ドル、年産1200万トンのメガ鉄鋼プロジェクトの起工式を催すべく昨年末以来総力を挙げて準備を進めて来た。しかし頑強な反対派の抵抗に遭い終に目標を達成することができなかった。 オリッサ州のNaveen Patnaik首席大臣は共和国記念日祝賀行事もそこそこにニューデリーに赴き、李大統領にPoscoプロジェクトを加速する州政府の姿勢を改めて説明した。李大統領は26日夕刻にはManmohan Singh首相ともPosco問題を協議、シン首相もプロジェクトを支持する中央政府の立場を確認した。 しかしPosco Pratirodh Sangram Samiti (PPSS)を初めとするプロジェクト反対派は26日、プロジェクト・サイトの一部Balituthで大規模な集会を催した。同集会の席上、インド共産党(CPI)オリッサ州支部は反対派を全面的に支持する立場を表明した。反対派各派は翌27日にも会合し、1インチの土地もPoscoにわたさぬ方針を確認、反対運動を一層積極的に展開すること等で合意した。