2010-01-29 ◆トヨタ、希土類塩化物加工施設計画 【コルカタ】トヨタ自動車はオリッサ州に、モナズ石(monazite)から生産される中間材の希土類塩化物(rare earth chloride)を加工処理する施設をオリッサ州に設けることに、強い関心を表明した。 ビジネス・スタンダードが1月26日伝えたところによると、トヨタは、Indian Rare Earths Ltd(IREL)傘下のOrissa Sands Complex (OSCOM)と、オリッサ州Ganjam県県庁所在地Chhatrapur近郊MatikahalのOSCOM施設に隣接して希土類塩化物加工施設を設ける交渉を進めている。加工施設のキャパシティーや投資額は未定。 IREL筋によると、電子部品、磁石、自動車用工具の製造原料として用いられる希土類金属(rare earth metal)の国際市場における需要は大きく、少なからぬ企業が同地区に希土類処理施設を設けることに関心を表明している。 OSCOMのD N Mohanty重役(CEO)によると、OSCOMは年産1000万トンのモナズ石加工施設の建設を計画している。第11次五カ年計画期間に同プロジェクトに90クロー(US$1953万)を投資することが認められ、目下環境森林省の認可を待っているが、建設資材の値上がりで投資額は膨張するものと見られる。土地収用や住民の立ち退き問題は存在せず、来年から操業を開始することを目指す。 Ganjamの沿岸地帯には希土類が豊富に存在し、OSCOMの採鉱選鉱施設は目下のところ、希土類から年間22万トンのイルメナイトおよび副産物を生産している。設備稼働率はほぼ100%と言う。