2010-02-05 ◆GE日立、新世代軽水炉をインド市場に紹介 【ニューデリー】米国ノースカロライナ州Wilmington拠点のGE-Hitachi Nuclear Energy(GHNE)は、最先端の『経済的単純化沸騰水型軽水炉(ESBWR:economic simplified boiling water reactor)』をインド市場に投入する。 ヒンドゥー・ビジネス・ラインが2月5日報じたところによると、GHNEのJack Fuller社長兼CEOはこのほど同紙に以上の消息を語った。それによると、GHNEは、1350MWeの『改良型沸騰水型軽水炉(ABWR:Advanced Boiling Water Reactor)』と1520MWeのESBWRの2モデルを保持している。 GHNEは1997年に米国原子力規制委員会(NRC:Nuclear Regulatory Commission)の承認を得たABWR技術を本領としているが、同モデルは主に日本で製造されている。日本はインドと民生用核開発協力協定を結んでいないため、ABWRをインド市場に紹介するのは難しい。 これに対してESBWRは、専ら米国で開発されたため、インドに持ち込む上で問題がない。GHNEのインドにおける最初の反応炉が稼働する際の地元部品使用率は65%になる見通しだ。 ESBWRは、ABWRやその他の同種のシステムに比べキャパシティーが大きいことから、キロワット時当たりの運転コストと保守コストが低いと言うメリットがある。また安全性の面でも優れている。 GHNEは2009年9月に米国NRCにESBWRの修正デザインの認可を求めており、18ヶ月以内に承認される見通しと言う。