2010-02-10 ◆今年のGDP成長率7.2%:中央統計局 【ニューデリー】インドの2009-10年度国内総生産(GDP)は、幅広い工業部門の事業拡張とサービス部門の成長、そして農業部門の比較的小幅な落ち込みを背景に、前年の6.7%の成長を上回る7.2%の堅調な伸びが見込まれる。 エコノミック・タイムズ、デカン・ヘラルド、インディアン・エクスプレス、ザ・ヒンドゥー、ビジネス・スタンダードが2月8/9日、中央統計局(CSO:Central Statistical Organisation)の暫定予測を引用し報じたところによると、GDP成長の牽引役を務めたのは製造業の8.9%(3.2%)の伸び(括弧内は2008-09年の数字、以下同様)。加えて建設部門6.5%(5.9%)、鉱業部門8.7%(1.6%)、電気・ガス・水供給部門8.2%(3.9%)も、前年を上回る好調な成長を遂げ、ブームを呼ぶサービス部門は、貿易/ホテル/運輸/通信業が8.3%(7.6%)、金融/保険/不動産・ビジネス・サービス部門が9.9%(10.1%)、共同体/社会/個人サービス部門が8.2%(13.9%)と、比較的穏やかながらやはり堅調な成長を維持した。しかしGDP成長の鍵を握る農業部門は-0.2%(1.6%)と振るわなかった。取り分け穀物生産は-8%の大幅な落ち込みを見、食品インフレ過熱の主因になった。