2010-02-12 ◆政府US$108.5億インフラ債券基金創設計画 【ニューデリー】インド政府は5万クロー(US$108.5億)のインド・インフラストラクチャー債券基金(IIDF:India Infrastructure Debt Fund)を創設、公共民間協力(PPP:public private partnership)プロジェクトの長期的資金需要に応じることを検討している。 ビジネス・スタンダードが2月10日政府筋の消息として伝えたところによると、政府は近く大蔵省のAshok Chawla次官を長とするインフラストラクチャー金融担当常任委員会を設け、計画委員会(Planning Commission)が提案した同構想を検討させる。国内および国外の年金基金、保険基金、ソブリンファンド、多国間機関等から資金を集め、インフラ・プロジェクトに貸し付ける。その後徐々に民間金融機関に肩代わりさせる。 インフラストラクチャー部門は第11次五カ年計画期間に98万8035クロー(US$2144億)の借入を必要としているが、多くの商業銀行は10年以下のローンのみを手がけており、空港、道路等の懐妊期間の長いプロジェクトが、返済期間10~20年の長期ローンを取り入れるのは難しい。 インド政府は2005年にインフラ開発プロジェクトの資金調達を専門に手掛ける100%政府所有の特殊会社(SPV:special purpose vehicle)、『India Infrastructure Finance Company Ltd(IIFCL)』を設立したが、政府所有のIIFCLの役割は限られている。このため別にIIDFを創設することが提案された。IIDFの創設が決まれば、IIFCLも5000クロー(US$10.85億)を拠出する見通しと言う。