2010-03-19 ◆2月の植物油輸入8%下降 【ムンバイ】今年2月の植物油輸入は70万769トンと、昨年同月の76万2544トンに比べ8%減少した。これは1月に続く2ヶ月連続のマイナス成長。 ビジネス・スタンダードが3月16日、インド溶媒抽出産業協会(SEAI:Solvent Extractors Association of India)発表のデータを引用し伝えたところによると、輸入の減少は、油年(oil year)第1四半期(2009/11-2010/1)の輸入が過剰で、港湾やパイプラインに余剰物資が滞留しているためと見られる。 植物油全体に占める精油のシェアは1月の16%、13万1876トンから2月の20%、13万1160トンに拡大、対照的に原油は1月の69万5306トンから2月の54万133トンに減少、シェアも80%に下降した。しかしトレーダーは、インフレ圧力が緩和後に関税が引き上げられる可能性を予想し、引き続き買いだめした。 今油年(current oil year)当初4ヶ月(2009/11-2010/2)の植物油輸入量は311万4553トンと、前年同期の295万1551トンに比べ5.5%増加した。増加の主因は、カリフ(kharif:初冬収穫作物)の作柄が悪く、脂肪種子の粉砕量も減少したため。加えてルピーの対米ドル相場強化、植物原油輸入に対するゼロ関税、植物精油輸入に対する低関税(7.5%)も、脂肪種子粉砕シーズンを通じて輸入を拡大させた。 油年初4ヶ月のRBD(refined, bleached and diodized)パームオレイン輸入量は、前年同期の47万1177トンから51万3296トンに、パーム油のそれは同233万4463トンから239万8509トンに、ソフト・オイル(soft oil:パーム油以外の植物油)のそれは同49万478トンから57万4478トンに、それぞれ増加した。輸入ソフト・オイル57万4478トンの内訳は、大豆原油38万993トン、ひまわり油17万5335トン、西洋油菜油1万3950トン。 パーム原油のトン当たり平均価格は、2009年2月の2万8252ルピーから2010年2月の3万5959ルピーに、20%前後アップ、RBDパームオレインのトン当たり価格も同3万3380ルピーから3万9182ルピーに上昇した。