2010-03-31 ◆BP、US$7.6億投じPTAプラント建設 【ムンバイ】British Petroleum(BP)は、3500クロー(US$7.595億)を投じて年産100万トンの高純度テレフタル酸(PTA:purified terephthalic acid)製造施設を建設、インド・ビジネスの拡大を図る。 ビジネス・スタンダードが3月27日報じたところによると、BP社は既にインド国内の石油精製企業に接触、PTAの原料パラキシレンの買い付け交渉を進めている。消息筋によると、BTは石油化学がインド・ビジネスを拡張するための戦略的領域と見ており、PTA製造施設はグジャラート州に設けられる可能性がある。 石油精製会社は低マージンのナフサを直接販売するのを避け、ナフサを原料に製造したパラキシレンを石油化学会社に供給する方式を採用している。 BPは世界のPTA市場の20%のシェアを占める主要プレーヤーで、アジア地域では中国、韓国、マレーシアにプレゼンスを築いている。また中国、インドネシア、ベトナム、パキスタンで探査開発活動も進めている。インドには、系列会社BP Solarが製造拠点を設けており、潤滑油や石油製品のマーケッティングも手がけている。 BPは、Hindustan Petroleum Companyとパンジャブ州Bhatindaに年産900万トンの製油所を設ける合弁契約を結んだが、3年前に同合弁事業から撤退した経緯がある。 インドにおいて燃料のマーケッティングを手がける民間企業は、政府補助を受けた国営石油精製会社と競争せねばならないため、極めて困難な経営を強いられており、Reliance IndustriesやEssar Oil等、地元企業の自動車燃料小売りビジネスもまだ成功していない。