2010-04-14 ◆工業生産指数成長率15.1% 【ニューデリー】工業生産指数(IIP:index of industrial production)をベースにした工業成長率は2月も15.1%(0.2%)と、連続3ヶ月の高成長を維持した。しかし前月の16.7%には及ばなかった。 ファイナンシャル・エクスプレス、デカン・ヘラルド、エコノミック・タイムズ、ビジネス・スタンダード、ザ・ヒンドゥー、ヒンドゥ・ビジネス・ラインが4月12/13日、統計及び計画実施省(Ministry of Statistics and Programme Implementation)中央統計局(Central Statistical Organisation)の暫定統計数字を引用し伝えたところによると、IIPの部門別伸び率は、製造業16.0%(0.2%)、鉱業12.2%(-0.2%)、電力6.7%(0.7%)と、何れも昨年同期の伸び(括弧内の数字以下同様)が低調だったことに助けられ、高水準を維持した。しかし2月のIIP成長率は予想を下回り、また2009年12月の17.6%、2010年1月の16.7%、そして今回2月の15.1%と鈍化傾向を辿っている。政府が景気刺激策を停止し、金利も上昇する中で、今後も鈍化傾向が続くものと予想されている。 用途に基づき分類(use-based classification)した製造業各部門の伸び率を見ると、資本財部門44.4%(11.8%)、耐久消費財部門29.9%(6%)と、これら両部門が成長を牽引したことが窺える。しかし非耐久消費財部門の伸びは2.3%(-3.4%)と低水準にとどまった。この他の製造業部門は、基本材部門が8.4%(-0.1%)、そして中間財部門が15.6%(-3%)の伸びを見た。全国産業分類(national industrial classification)主要17業種中14業種がプラス成長を記録した。 この結果、年初11ヶ月(2009/4-2010/2)のIIP成長率は10.1%と、昨年同期の3%を大きく上回った。 Pranab Mukherjee蔵相は2009-10年通年の国内総生産(GDP)成長率は目標の7.2%に達し、2010-11年のそれも8.25~8.75%の目標水準に達するものと予想した。2009-10年第1四半期のGDP成長率は6.1%、第2四半期は7.9%、第3四半期は6%を記録しており、政府は、第4四半期は8.5%を予想、通年のGDP成長率は7.2~7.3%と見ている。