2010-04-16 ◆ヤマハ、エントリー・バイクに照準 【ニューデリー】競争が過熱する100ccエントリー・バイク・セグメントに照準を合わせるIndia Yamaha Motors Ltd (IYML)は、最近発売したYBR 110が成功すれば、目下販売している3種類のエントリー・レベル・バイクの1つ、106 cc Albaの販売を中止する方針だ。 ヒンドゥー・ビジネス・ラインが4月14日報じたところによると、元々プレミアム・カテゴリーを強みとするIYMLは、ボリューム販売を特徴とするエントリー100ccセグメントにAlba、G5、Crux3モデルを投入している。しかし同カテゴリーの市場シェアは約1%にとどまっている。 IYMLのPankaj Dubey全国ビジネス主任によると、今年はC、Dクラス・タウンを中心に販売網を拡張、エントリー・レベルの販促に照準を合わせる。A、Bカテゴリーのタウンにおけるプレミアム・バイクの販売は好調で、同カテゴリーでは12%のシェアを占めている。 IYMLはYBR 110の発売を梃子に、エントリー・レベル市場に橋頭堡を築くことを目指しているが、100ccカテゴリーはライバル企業が既に強固な基盤を築いているため、同市場の開拓は決して容易でない。Cruxは月間約2500台、G5は同1200台、Albaは同1500台販売している。YBR 110の販売台数がCruxと同レベルに達するならAlbaの販売を停止する。13日にお披露目したYBR 110の価格は4万1000ルピー。ちなみにCruxは3万4990ルピー、G5は4万3000ルピー、Albaは3万7500~4万1000ルピーで、IYMLは、この他、VMAX (1679cc)/MT01 (1670cc)/YZF-R1 (998cc)/Fazer (153cc)/ FZ-S (153cc)/FZ16 (153cc)/YZF-R15 (150cc)/Gladiator Type SS & RS (125cc)を販売している。 2010年中に新たにサブ・ディーラー500店を追加する。メイン・ディーラーの店舗スペースは3000平方フィートだが、サブ・ディーラーのそれはメイン・ディーラーの3分の1で、初期投資が少なくて済む。現在全国に427店のディーラー網を擁する。2010年は40%の売上げ増を見込んでおり、農村部における販売が鍵になると言う。