2010-04-28 ◆タタ、2012年末までに800cc新小型車発売 【ニューデリー】Tata Motors Ltd(TML)は、超小型車NanoとハッチバックIndicaのギャップを埋める新たな小型車を目下開発中で、『Dolphin』と言うコード・ネームがつけられた新モデルは18~24ヶ月以内に発売される見通しだ。 ビジネス・スタンダードが4月24日、業界筋の消息として報じたところによると、TMLはいわゆるA2セグメントのマス・ボリューム市場におけるプレゼンス強化を目指しており、新モデルには800ccもしくは1000ccのエンジンが搭載されるものと見られる。価格は35万ルピー(US$7865)前後で、Maruti SuzukiのWagonRやHyundaiのi10と競争することになる。ちなみにNanoには663ccのガソリン・エンジンが、Indicaには1300ccのディーゼル・エンジンと1100ccのガソリン・エンジンが、それぞれ搭載されている。 A2セグメントはインド乗用車市場の70%以上のシェアを占め、各社が20種類余りのモデルを投入している。例えばMaruti Suzukiは同セグメントに6モデルを投入しているが、TMLは1モデルに過ぎない。 加えてMaruti Suzukiの最大の売れ筋AltoとM800は、Bharat Stage-IV排ガス基準の導入に伴い主要13都市から姿を消した。Maruti Suzukiは最早M800の後継モデルを投入せず、Altoに関しては1100ccエンジン搭載の新モデルを目下開発中だ。したがって800ccカテゴリーが空白になる。 TMLは新モデルを投入するタイムフレームを明らかにしていないが、部品納入業者筋によると、TMLは新モデルのサンプル・デザインを示し、入札資格審査申請(RFQ:Request for Qualification)書類の提出を求めたとされる。しかし、TMLスポークスパースンは市場の憶測にコメントすることはできないとしている。