2010-05-11 ◆SAIL、新製鉄所と発電所建設 【ブーバネスワル】国営Steel Authority of India Ltd (SAIL)は新たに年産600万トンの製鉄所と超臨界圧発電所を建設する計画だ。 ビジネス・スタンダードが5月5/6日伝えたところによると、SAILのV K Gulhati技術部長は5日当地で催されたオリッサ州の鉱物資源開発に関するセミナーの会場で、記者団に以上の消息を語った。それによると、新製鉄プラントは東部に設けられる予定だが、建設地は未定で、一部の州政府と同問題を協議している。SAIL取締役会は近く同プロジェクトを議題に乗せる。新プラントの年産能力は最終的に1000万トンに拡張される。 SAILは2012-13年までに傘下鉄鋼プラントの製造能力を現在の年間1440万トンから2346万トンに拡張することを計画している。Vision-2020の下、Bhilai Steel Plant(BSP)の年産能力は現在の500万トンから750万トンに、Rourkela Steel Plant(RSP)のそれは同200万トンから450万トンに、Bokaro Steel Plant(BSP)のそれは同450万トンから700万トンに、それぞれ拡大される。RSP拡張計画の機材発注はほぼ完了しており、鋼板製造施設関連の発注も1ヶ月以内に行われる。 鉄鋼製造能力の拡大に伴い電力需要も現在の800MW(メガワット)から近い将来2000MWに拡大する。このため同社は1000MWの超臨界圧発電施設を設ける計画で、地元エンジニアリング会社Larsen & Toubro(L&T)と関係交渉を進めている。発電所は炭坑の抗口に設けるいわゆるピットヘッド型で、中央政府に石炭鉱区の割り当てを求めている。 SAILの年間石炭輸入量は現在の1000万トンから向こう数年間に2000万~3000万トンに拡大する。このためオリッサ州内に専用の港湾を建設する計画だ。新港の建設は、単独もしくは他社と合弁で進めると言う。