2010-06-02 ◆4月の中核インフラ産業成長率5.1% 【ニューデリー】中核インフラ産業6業種の今年4月の成長率は5.1%と、昨年同期の3.7%を上回ったものの、今年3月の7.2%に比べ鈍化した。 ファイナンシャル・エクスプレス、デカン・ヘラルド、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ビジネス・スタンダードが5月28/29日報じたところによると、4月には、鉄鋼完成品4.7%(-1.3%)、原油5.2%(-3.1%)、石油精製5.3%(-4.5%)と、これら3業種の成長率は昨年同期の伸び(括弧内の数字)を上回ったが、残る3業種はセメント8.7%(11.9%)、電力6%(6.7%)、石炭2.3%(14.2%)と、昨年同期の伸びに及ばなかった。 アナリストらは、中核インフラ産業の過去数ヶ月の成長率は不安定で、今年3月の比較的好調な7.3%の伸びを維持するのは困難としている。比較対象の前年同期が高水準だったことに伴うベース効果(base effect)から、一層の成長鈍化も予想されると言う。 15日後に発表される工業生産指数(IIP)の伸びも鈍化が予想されるが、二桁成長は維持できそうだ。こうした中で中央銀行が6月27日に発表される第4四半期の金融政策見直し報告に際して引き締めを一層強化する可能性が予想されている。中央銀行は成長維持とインフレ抑制の2つの矛盾する目標に関しては後者に重心をシフトしていると言う。