2010-06-02 ◆食品インフレ、16.23%に鈍化 【ニューデリー】食品インフレは2週間連続上昇傾向を見せた後、穀類と野菜の値下がりを背景に、5月15日までの1週間には16.23%と、前週の16.49%に比べ僅かながら鈍化した。 ヒンドゥー・ビジネス・ライン、デカン・ヘラルド、ファイナンシャル・エクスプレス、ザ・ヒンドゥーが5月28/29日報じたところによると、とは言え食品インフレは果実と野菜の高値に祟られ、連続5週間16%以上の水準を保っている。 一次産品グループ価格は昨年同期に比べ15.9%上昇したが、前週の16.19%に比べ鈍化した。一次産品価格指数は298.9と、前週に比べ0.10%下降した。 食品価格指数は前週に比べ0.1%下降した。これは主に、レンズ豆(masur)が4%、果実と野菜が各2%、穀物と豆類が各0.20%値下がりしたため。しかし茶は9%、羊肉は5%、ウラド(urad:豆の一種)とスパイスは各1%、値上がりした。 アナリストらは、ラビ(rabi:春先収穫物)の収穫が良好で、モンスーンも平年並みが予想されることから、食品インフレは、今後一層鈍化するものと見ている。Manmohan Singh首相と計画委員会のAbhijit Sen委員も、食品インフレが10月までに一桁台に沈静すると予想している。 非食品価格指数も前週に比べ0.1%下降した。綿実(cottonseed)は2%、原料ゴムと芥子は各1%、値下がりした。しかし飼料は12%、トウゴマ、コプラ、ジュートは各1%値上がりした。 燃料価格指数は前週に比べ0.05%上昇したが、昨年同期比上昇率は12.08%と、前週の12.33%に比べ鈍化した。