2010-06-15 ◆政府の周波数域売却で予想の3倍の収入獲得 【ムンバイ】広帯域無線アクセス(BWA:Broadband Wireless Access)周波数域の16日間に及んだ競争入札が11日に完了し、インド政府は3万8300クロー(US$83.26億)以上の収入を手に入れた。これ以前の第三世代(3G)移動体通信周波数域入札の6万7719クロー(US$147.22億)を加えると合計額は10万6336クロー(US$231.17億)になり、当初見積の3倍に達したが、主要テレコム企業が何れも全国をカバーする周波数域を獲得できなかったこともあり、この日テレコム株は値下がりした。 ファイナンシャル・エクスプレス、デカン・ヘラルド、ヒンドゥー・ビジネス・ラインが6月11/12日伝えたところによると、BWA入札に参加した主要テレコム企業9社中の2社、Bharti AirtelとAircelだけが周波数域を落札、Vodafone-Essar、Tata Communications、Reliance Communications、Idea Cellular等は余りの高値に、途中で入札を見合わせた。Bharti AirtelのSunil Mittal会長兼MDも、価格は非現実的と評している。またBhartiは4サークル、Aircelは8サークルを手に入れたにとどまり、結局、全国22サークルをカバーするライセンスを手にしたのは、これまでほとんど無名のインターネット・サービス・プロバーダー、Infotel Broadband Services(IBS)だけだった。IBSは地元コングロマリットReliance Industries Ltd(RIL)に買収されることがこの日、明らかにされた。IBSは全国22サークルの周波数域の代価として1万2872.52クロー(US$27.98億)を政府に支払う。この他、米国のCDMAチップ・メーカーQualcommが、デリー/ムンバイ/ケララ/ハリヤナの4サークルの周波数域を手に入れた。