2010-06-22 ◆RIL、他社との提携梃子にテレコム市場開拓 【ニューデリー】最近の広帯域無線接続(BWA:broadband wireless access)周波数域入札で唯一全国22サークルをカバーする周波数域を手に入れたInfotel Broadband Services(IBS)の95%権益を買収したReliance Industries Ltd(RIL)のMukesh Ambani会長兼MDは、18日催されたRILの第36回年次総会の席上、軽装備で他社との提携を重視する『asset light and partnership heavy approach』戦略を通じ、テレコム事業に参入する方針を明らかにした。 ファイナンシャル・エクスプレスが6月19日伝えたところによると、Mukesh Ambani会長は、サービス・プロバイダー、インフラストラクチャー・プロバイダー、通信機器製造業者、その他のエコシステム・パートナーとの戦略的提携を通じ、テレコム・サービスを提供する考えを明らかにした。それによると、RILはこうしたエコシステムを醸成するためマハラシュトラ州Mumbaiにワイヤレス・イノベーション・センターを設ける。インフォコム・エコシステムの中核を成す同センターでは、コンテンツ・クリエーター、アプリケーション・デベロッパー、世界的テクノロジー・プレーヤーらが比類のない顧客価値体験を提供する。 観測筋によれば、同センターは、弟のAnil Ambani氏が経営するReliance Communications (RComm)のオペレーティング・センター、ディルブハイ・アムバニ・ナレッジ・シティー(DAKC:Dhirubhai Ambani Knowledge City)と同様の機能を果たすものと見られる。 Mukesh Ambani会長によれば、インドの携帯電話はユーザーは2001年の500万人以下から今日の6億人に拡大、月間2000万人のペースで拡大し続けている。しかしインドの広帯域ネットワークの普及率は1%に満たず、先進国の60%以上に遠く及ばず、また中国の広帯域ユーザーは既に1億3000万人に達している。インターネットにより牽引される情報革命は、コンテンツ、インフォメーション、ナレッジ、そしてサービスのエクスプレス・ウェイを現出したと言う。