2010-06-28 ◆HNG、自動車用ガラス製造パートナー物色 【ムンバイ】Hindustan National Glass & Industries Ltd (HNG)は600クロー(US$1.3億)を投じ、グジャラート州Halol工場のフロート・ガラスの日産能力を1050トン増強するとともに、自動車用ガラスを製造するため外国の合弁パートナーを物色している。 ビジネス・スタンダードが6月24日伝えたところによると、西ベンガル州Kolkata拠点のC K Somany Groupの旗艦HNGのHalol工場は今年1月に稼働したばかり。日産600トンの同工場が稼働したことにより、HNGはフロート・ガラス・ビジネス進出を果たし、早くもクリーン・フロート・ガラス(clean float glass)市場の18.2%のシェアを占めている。 HNG Float GlassのKC Jain社長によると、自動車用ガラス市場進出を目指し、目下、国際企業と、技術/金融両面の協力交渉を進めている。同社は日産600トンのフロート・ガラス製造施設にこれまでに550クロー(US$1.2億)を投資した。フロート・ガラスを原料に製造される自動車用ガラスの製造施設には30クロー(US$652万)前後の追加投資が必要と見られる。Halol工場の周辺にはTata MotorsのNano製造施設、General MotorsのHalol工場が存在する他、マハラシュトラ州Puneの工業地帯にも隣接している。既に原料のフロート・ガラスを製造しているため、自動車用ガラス製造事業への進出は自然の成り行きで、不可欠でもある。 フロート・ガラス市場は活況を呈しており、先月は、製造能力の限界から25%の需要に応じられなかった。このため設備拡張の規模を当初予定していた日産800トンから1050トンに上方修正した。フロート・ガラス産業はこれまでに年率18%の成長を見たが、向こう2年間は20~21%の成長が見込める。フロート・ガラスの国内市場規模は日量4000トンで、内67%がクリア・フロート・ガラス(clear float glass)で占められている。5月にはクリア・フロート・ガラス475トンを製造した。設備拡張計画に関してはドイツとベルギーの主要サプライヤーと交渉している。 Halol工場の拡張後、アンドラプラデシュ州Naidupetにコンテナー・ガラスの生産ライン3本とフロート・ガラスの生産ライン2本を擁する合計日産2100トンの新工場を設ける。HNGはコンテナ・ガラス市場では60%以上のシェアを占め、業界をリードしており、2010年3月期年商は1383クロー(US$3億)、純益は154クロー(US$3348万)を記録したと言う。