2010-06-28 ◆石油製品値上げ、自由化に向け大きく前進 【ニューデリー】インド政府は25日、石油製品価格を自由変動制に移行させる計画の一環としてガソリンの価格統制を解除するとともに、その他の石油製品に対する政府補助を引き下げた。この結果、ガソリンのリッター当たり価格は3.73ルピー、ディーゼル油価格は同2ルピー、灯油価格は同3ルピー、液化石油ガス(LPG)価格は1シリンダー当たり35ルピー、それぞれ上昇した。 ファイナンシャル・エクスプレス、ビジネス・スタンダード、エコノミック・タイムズ、ザ・ヒンドゥー、ヒンドゥー・ビジネス・ラインが6月25/26日報じたところによると、第二次統一進歩連合(UPA:United Progressive Alliance)政権にとって恐らく最大の改革措置により政府の財政赤字は軽減されるものの、インフレは加速する見通しだ。 国民会議派に率いられるUPA政権は今月初め、連立を組む非国民会議派閣僚2人が会議を欠席し、有権者のバックラッシュが懸念される中、一旦、決定を見合わせたが、Manmohan Singh首相とPranab Mukherjee蔵相が二者会談を行い、最終判断を下したとされる。 燃料は、255億米ドルの政府補助の4分の1を占め、これに伴う国営石油会社の今年の損失は、原油価格を1バレル85米ドルとして、244億米ドルに達するものと予想されていた。