2010-07-19 ◆6月のヘッドライン・インフレ10.55%に加速 【ニューデリー】食品や必需品の値上がりを背景に、卸売物価指数(WPI:Wholesale Price Index)をベースにした6月のヘッドライン・インフレ(総合インフレ)は10.55%(-1.01%)と、4月の10.16%を上回り、連続5ヶ月二桁の上昇を見た(括弧内は昨年同期の数字)。 ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ビジネス・スタンダード、ファイナンシャル・エクスプレス、ザ・ヒンドゥー、デカン・ヘラルドが7月15日報じたところによると、商工省は14日以上の暫定統計数字を発表した。 月間インフレの暫定数字は今年1月以来上方修正されており、6月の実際のインフレ率はさらに高いものと見られる。このため中央銀行Reserve Bank of India(RBI)が金利を引き上げ、一層の引き締め策を講じる可能性が高まった。ちなみに4月のヘッドライン・インフレはこれ以前に発表された9.59%から11.23%に上方修正された。 WPIの22.03%の比重を占める一次産品価格指数の6月の上昇率は、豆類/果実/ミルク等の食品の14.60%の値上がりと、繊維や鉱物を含む非食品の16.49%の値上がりを背景に16.28%(6.52%)をマークした。 WPIの14.23%の比重を占める燃料価格指数の上昇率は14.32%(-12.53%)、WPIの63.75%の比重を占める製造業製品価格指数の上昇率は6.66%(0.64%)だった。 前月に比べると、一次産品価格指数は0.8%、燃料価格指数は同1.7%、製造業製品指数は同0.2%、それぞれアップした。 Pranab Mukherjee蔵相は6月のヘッドライン・インフレに触れ、「燃料価格の引き上げに伴うインフレの高進は予想されていたこと」とする一方、「カリフ(kharif:初冬収穫作物)シーズン後、インフレは沈静化する」と見通した。 ○食品インフレ12.81%に加速 【ニューデリー】ヒンドゥー・ビジネス・ラインが7月15日伝えたところでは7月3日までの1週間の食品インフレは前週の12.63%から12.81%に加速、燃料インフレは同18.02%から14.27%に鈍化した。