1995-12-19 ◆<泰>独自船団育成計画への関心冷却 【バンコク】タイの独自船団育成計画は閣議レベルで意見が対立、政府の関心冷却化が顕在化している。 海運業界筋によると海運業奨励措置のパッケージは先週閣議にかけられたものの、冷淡な処遇を受けたようだ。海事振興委員会(MPC)が立案した同パッケージでは老朽船の売却とタイ乗員の雇用に対する税額控除、シンガポール・スタイルの公認国際海運会社(AIS)制度の導入、国際海事機構の基準に沿った海運手続き等が提案されている。しかし政府は金融奨励措置に懐疑的なだけでなく、港湾施設の改善に更に多くの公共資金をつぎ込むことにも消極的姿勢を示したと言う。大蔵省は近隣にシンガポールやマレーシアのような強力な競争者を有するタイが独自の船団を育成するのは不利と見、運輸省はシッピング・ハブよりも地域航空輸送センターとしてタイをプロモーションすべきだと主張したと言う。(BT:12/18)